腸閉塞や肺炎など重い病気の時は当然入院治療が必要になりますが、老衰で食事摂取ができなくなったり、身体が弱ってきた時は医療の介入(病院で色々な治療をする)はせず、自宅で静かに生活を送ることが穏やかに亡くなられる(平穏死)ことを知って頂きたいと思います。
石飛先生は「食べられる量だけ無理せず食べる」が平穏死の秘訣と述べております。
患者さんが食べられなくなり、終末期を迎えるとき、家族が希望するときは200ccくらいの点滴はするが、基本的には点滴はせず、食べれるものだけを食べてお迎えを待つようにしております。